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【双子座のパラドクス】体験版レポート

*5/27:全体的に細かい修正

予約していた女神転生の新作が届きましたが

でも今は、それどころじゃないんですよ。

なんだか無性にブログが書きたい気分です。

友人KオススメのルートWは動作環境が対応していなくて処理落ちが酷く、

プレイのテンポが悪すぎたせいで御蔵入りとなりましたが

いつかパソコンを買い換えた時に再プレイしてみましょう。


というわけで今回はエロゲを取り扱ってるブログっぽく、新作の体験版レポートとなります。

【双子座のパラドクス】プレイレポート
双子座のパラドクス

体験版で分かる範囲内でネタバレを書きたいところですが内容について極限までネタバレしないよう注意しています。
*公式ページの情報は載せます

自己責任で続きを読むからどうぞ

【作品紹介】
ブランド:コットンソフト
発売日:2013年 6月28日
ジャンル:漂流系学園ADV
シナリオ:海富一 狩野伊太郎 御導はるか 他
原画:司ユウキ ミヨルノユメギ
楽曲製作:電気式華憐音楽集団
価格:9,240円(税込)
初回特典:コットン100%CD
公式ページ:http://cotton-soft.com/index.html
対応OS:WinXP/Vista/7
プレイ時間:約3時間~Ver2も加えると5~6時間程度

【ヒゲトニオの所感的な作品解説】
聞いたこともないブランドなので、調べてみたところ、
元々は「ねこねこソフト」というブランドの会社規模が大きくなりすぎて維持できなくなり、
活動停止した際に、「グリザイアの果実:榊由美子ルート」や「さかあがりハリケーン」のシナリオを担当した、
「木緒なち」さんが中心に再始動したブランドらしいです。

ちなみに「ねこねこソフト」で中心人物だった方は参加されていないようです。
創作思想とか方向性の違いでしょうか。

「コットンソフト」の代表作は
「ナツメグ」・「レコンキスタ」・「ナギサの」・「アンバークォーツ」・「終わる世界とバースデイ」等ですが
注目すべきは、大手投稿サイトの取扱データ数が300~500件なのに対して、0点で投票されている作品が少なく
良識のあるプレイヤーに注目されているブランドのようです。

それだけで、そこそこのクオリティーは保証されているという信頼を勝ち取っているのだと思われますが・・・
「ねこねこソフト」も「銀色」・「みずいろ」・「サナララ」・「Scarlett」等を開発して、結構有名らしいので
贔屓のプレイヤーも、それなりに獲得していると予想されます。

エロゲプレイヤーの代弁
既に御存知の方からすれば今更な情報ですが、どの単語も全く分からないヒゲトニオは未だ未だ勉強不足のようです。

*元々の発売日は5/31だったようですが、意外と予約数が伸びないという理由で延期したようです。
 なんじゃその殿様商売は?と疑問でしたが、「グリザイアの楽園」が出るなら仕方ない。
 他には「レミニセンス」って作品も注目株らしく
 当ブログでもレビューした「鬼ごっこ! 玉手箱パック」も発売されるようです。

【ストーリー紹介】
――そして世界は2つに隔たれ、僕たちは矛盾する。
私立 永幡(エイマン)学園――
そこは各地から特殊な能力を持つ (と思われる) 学生たちを集めた
“特殊能力開発科” が存在する唯一の学園だった。
主人公はそんな学園に通う、双子の兄弟。
幼なじみの姉妹や友人たちと共に、騒がしくも穏やかな日常を送っていた。

しかし、その日常は唐突に終わりを告げる。

ある日の放課後、校内に残っていた主人公たちは、
突然の落雷と共に、学園ごと異次元のような謎の空間へ飛ばされてしまう。
そして弟は異次元に飛ばされた学園のほうへ、
兄は偶然難を逃れて元の世界のほうへと、離れ離れになる双子の兄弟。

2人はそれぞれの場所で、ヒロインたちと共に、今までとは全く違う非日常の世界を生きることになる……

【ヒゲトニオの所感的なストーリー解説】
色々な能力を持った学園て・・・なんだか「ういんどみる」の「Hyper→Highspeed→Genius」が彷彿とされます。
学園ジュブナイル作品で、超能力ネタって結構な定番ネタですが

気になる点は、「突然の落雷と共に、学園ごと異次元のような謎の空間へ飛ばされてしまう。」という内容で
学園異能力バトルではなく、異世界を冒険する作品なのでしょうか?
まるで、アトラスの発売した「女神異聞録ペルソナ1」みたいで面白そうな感じですが(やっぱペルソナは1が最高!)
異次元の弟・現世の兄。次元を隔てた二人のストーリーが交わり、どのようなストーリー展開を魅せてくれるのか
非常に期待が持てます。
期待できそう!


【システム】
メニュー画面

ゲームをプレイする際、真っ先に確認する項目が環境設定ですが
シンプルに整っており、テキスト・音声の基本的な要素の設定だけのようです。
物珍しい要素としては、ムービーの再生形式を変更できたり、ジョイスティックでプレイできたり
セーブデータを名前で指定してロードできたり・・・必要なのか謎の仕様もありました。

本作は立ち絵ありのオーソドックスなADVゲームですが
特筆すべきは二人の主人公による、「時系列フローチャート」システムが採用されており、
一人の主人公でカットされていると思われた些細な描写を、もう一人の主人公視点で補完されていたり
その逆も然り。

体験版で序盤をプレイしていた感じでは、
本編だけでなく二人の回想が合間に入るため、序盤は少しテンポが悪いものの
この時系列フローチャートが上手く噛み合っており
主人公への共感とか愛着とか、その辺も上手く引き出せており良い感じです。

特に序盤の説明とか各キャラの印象付けをフローチャートで補っており、
このクオリティーが続くのか、少し心配にもなりましたが、
無理のない頻度に抑えているので、違和感なくプレイを続けられました。


【グラフィック】
背景は丁寧に描かれており、特に違和感はありませんでした。
普通。とにかく普通。

あとは・・・他ゲーでもスタッフの趣味・嗜好を主張する場として使われやすい主人公の部屋ですが
過去作品かな?
過去作品っぽいポスターとか

新選組はスタッフの趣味?
なぜか新選組リスペクトとか

こういった細かい遊び心を用意するのは、背景に注目する機会も増えるので楽しいですね!

後は何気ない立ち絵なのに、スパロボのカットインのような動きがあり驚きました。
なにこれ、抜きゲーの技術ですか?


【サウンド】
音楽担当は「CIRCUS」・「Black Cyc」・「UNDEAD」の作品を多く手がける「電気式華憐音楽集団」らしく、

異次元に飛ばされるという設定なので、不気味な音で不安を煽ったり
緊張感のあるサウンドだったり、基本的にシリアスですが

なんというか・・・ほんの少しだけチープっぽさがあり、
初代プレイステーション・セガサターン・ドリームキャストぐらいに発売されてたADVっぽい雰囲気の音楽で
聴いてるとノスタルジックな気分になりました。

良いチョイスだ

特筆して秀でてるわけでもない印象ですが、懐かしいゲーム音楽っぽい!
もっと他のも聴きたくなります。

体験版終わりの告知BGMがミンサガの「熱情の律動」っぽいのも印象的でした。


【キャラクター】
キャラクターはエロゲというより、アニメっぽいデザインが印象的で
全年齢コンシューマーのADVでも結構ありそうな絵柄です。

制服のデザインも初代ガンパレードマーチっぽいデザインで
軍服と制服をミックスしたようなデザインが、彼らって特殊なんですよ!って雰囲気を醸し出して良い感じ。

メインキャラクターの個性も派手すぎず、よくある系の正統派ばかりが揃っており
王道系作品っぽいキャラが多いのも好印象です。

若干、キャラが被ってるのもいますが
その後のシーンで、「あぁ、なるほど」って感じになるので納得できました。


【シナリオ】
異次元の弟・現世の兄。二人の視点で描かれるストーリーは
とにかく!非常に緊張感があり、
伏線もたっぷりで話の構成もスムーズです。

少しずつ着実に話が進み、でも意表を突く展開も用意されており
かなり続きが気になるので、自然とクリックも進みます。
プレイしていて面白かったので、これは製品版が楽しみですね!

「そして世界は2つに隔たれ、僕たちは矛盾する。」
時系列・複数主人公に加えて、開き直って堂々と「矛盾する」と宣言しているストーリー
とても楽しみですね。

なんといっても「時系列フローチャート」がゲーム性を生み出しており
普通にテキストを読むだけの一本道をプレイするADVよりも、
あの時こうしていれば・・・あそこの選択肢で先の展開も違ったかも?という、
プレイヤーをストーリーに参加させる試みは、大正解だと思います。
バッドエンドを回避する試行錯誤のロジック、これぞゲームだ!


【テキスト】
「オレはいつもように」:「の」が無いよ!
「俺はそこに一るの望みをかけて」:「にーる」みたいになってるから「一抹」のほうが適切だと思います。
「○○の意見ももちろんだ」:「ももちろんだ」より「当然だ」とかのほうが自然だと思います。
「やってみてれくれよ」:酔っ払いかよ!
「一生けん命」:あえて「懸命」にしない意図があるのでしょうか。
「上に上がっている」:二重に使っているので、展開的にも「戻っている」のほうが違和感が無い。
「それも無理ないことかもしれない」:助詞がない。「無理のない」ですよね。
「さらけ出んだっ」:誤字がさらけ出んだっ

意外と誤字・脱字が少ないものの
表現や助詞の気になるテキストが多かったです。
また、「目眩」を平仮名で連呼で表記しているのも疑問でした。

全体的には小難しい言葉も少なく、親近感の湧く文章で
粗探しをしなければ気になりませんが、意識してると句読点・漢字変換・表現は気になります。

また、意外とパロディネタが多く
20代半ば~30代前半ホイホイの古くて分かりやすいネタが非常に多いです。


【Hシーン】
酷すぎるぞ!

これは酷い!

テキストもギャグにしか見えないのもありますが
トイレネタが多すぎる!マジで多すぎる!ヒゲトニオには全く分からん世界だ!

なにこれ、流行ってんの?ねぇ、なんなの?

喘ぎ声も全体的にネタに走っているように見えるので、
最早ギャグである
基本的には笑いどころしかない!

エロゲっぽくない絵柄だと、特有の背徳感とかあるのかな?なんて興味もありましたが
テキストは意識して見なかったことにしたほうが賢明かもしれません。

また、Hシーン前には選択肢にも分かりやすい演出が入り
教えてくれる親切心
とても親切な機能なんですが、Hシーンを省いた際にストーリーに影響があるのか気になるところです。


【プレイ感想】
王道にして正統派。
あぁ・・・学園ジュブナイルADVしてるなぁ・・・という印象で、
90~00年代のゲームをプレイしてきた昭和生まれには、堪らん内容です。
ストーリーも非常に気になる。

体験版で少しだけ垣間見えた伏線は、どのように回収されるのか・・・
とても気になる展開は王道ながらも、興味を引きますね!

また、超能力系の作品かと思いきや、意外とそうでもなく
そういった描写は意外と控えめで、結構リアルな大衆の心理描写に加えて少しの異能力でした。

主人公は“双子のシンクロニティ”に覚醒するのか!?
最後は「極限脱出 9時間9人9の扉」みたいな展開になるのか!?
とりあえずガンダムXのフロスト兄弟が主人公なら解決じゃないか!?

最後まで気を抜けないのがエロゲの世界と分かっていても
途中まででも間違いなく面白いので、当ブログでも70点~80点は堅い!
個別ルートと最後の展開次第では、90点台も期待できるので(逆に下がる可能性もあるけど)
これは個人的に買いですね!

ただ、最近配信された最新の体験版だと、意外と長く、
WEB体験版 Ver2は序盤だけに止めておくのが良いと思います。

流石に個別ルートの序盤までは見せすぎです。
最後までやると、製品版をプレイする楽しみが損なわれるので
途中までプレイして、「あ、これ面白いな」って思ったら、そこで止めて注文することをオススメします。


【OPムービー】
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