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「ゴア・スクリーミング・ショウ」レビュー

つうわけでさっさとプレイして、レビューを進めましょう。

数ある刺客の中から、このソフトを選んだ理由は

修羅の国だから販売できたんだろうな。という内容を連想させるので興味が湧いたから

【第四作目 ゴア・スクリーミング・ショウ】
ゴア・スクリーミング・ショウ


【予備知識】
友人K情報:ゴアがヒロイン
パッケージ情報:嫌な予感しかしない

【作品紹介】
ブランド:Black Cyc
発売日:2006/01/20
ジャンル:オカルティック恋愛AVG
企画・原作:上田メタヲ
キャラクターデザイン・原画:上田メタヲ
シナリオ:草壁祭
音楽:電気式華憐音楽集団 , おとのかぜ

【ヒゲトニオの所感的な作品解説】
「ギルティギア」を開発した時に、キャラデザイン・サウンド・イラスト・声優までやった
石渡大輔さん的なポジションの人が居るなと連想させる作品。

ゲームだけに限らず、製品の設計・開発から発売までのプロセスは
多くの人間が関わるほど、方向性がブレて迷走してしまい、
良くも悪くも当初とかけ離れた製品になってしまう事も珍しくない為
少人数ならではの、フィックスされた完成度の高い作品が期待できそうです。

【ストーリー】
少年少女達の織り成す淡い恋愛物語。
たとえ波乱があったとしても、それはあくまで、当たり前の『日常』の物語。
そこにじわじわと浸透してくる、異質なモノ――『非日常』。
陽と陰、美と醜、理性と狂気、聖と魔、清純と淫乱、整然と混沌………
そういった、両極端な対比構造の狭間から生まれ出る歪なエピソードの数々。
非日常によって徐々に歪められていく人間性の裏表やトラウマ、
心の奥底に秘められた狂気が異常な世界を展開させる。
―――そのネガティブな思考から生まれる厭世的、逃避的エロティシズムのイメージ。
これは『日常』と『非日常』の境界で、主人公とヒロイン達が、各々の世界を保とうとする物語。

【ヒゲトニオの所感的なストーリー解説】
なんだか人間の負の感情にスポットを当てたインモラル的な内容ですね。
現実的な世界観に突然ファンタジー要素を出されるよりは
最初からジュブナイル作品だと割り切ってプレイできるのは助かります。

襲いかかる非日常をヒロインと乗り越えるような展開が待っていそうで、
最後は明るいエンディングが期待できそう!

やっぱり多少の苦労やハードルがないと、あんまり感情移入できないので
最後に報われるなら、辛い展開も我慢できそうですね(´∀`)

5大要素解説
【システム】
CGシーン・シーン回想という素人でも分かる基本要素は抑えていますが
テキストログから音声を聴きなおせ・・・ない!

画面上が文字で埋まるノベル形式ではなく、下部に小桁で表示される吹き出し形式の為
ある程度は音声も聴いてプレイしないといけないので、テキストを読むテンポが悪かったです。
何故かショートカットキーが機能せず(VISTAだから?)
右上にカーソルを合わせないとメニュー画面が見えない事に気付かなかった為、
右クリックでもテキストを隠すだけなので、最初はセーブ方法が分からず、
10分ぐらい最初の選択肢で右往左往してました。

個人的に未読テキストでも「CTRLキー」で1文ずつ文字送り出来たので、
流れに乗れば、手は疲れず長時間でもプレイできました。(長時間やってるとクリックやエンターキーでも煩わしいので)

【グラフィック】
パッケージでは、そこまで気にならなかったのですが
立ち絵で見ると、キャラのマスカラやアイシャドーが妙に濃い。という印象・・・というか
全体的に目がデカすぎて顔のパーツが真ん中に寄りすぎてて、
違和感がありました。(大人キャラはそうでもないんですが)
絵心が『ぷっ』すまの画伯級と評されるヒゲトニオの意見が参考になるかは謎です。

で、肝心のグロテスクなシーンは「モザイク無しでは直視できない」
ホラー映画だって見たことあるけど、今だとこんなもんダメだろう・・・という描写が多く
修羅の国って凄いなと思いました(小並感)
つうか、なんでもありか!?

【サウンド】
タイトルメニューから既に不穏なBGMで迎えられ、
約20曲あるゲーム内BGMから8曲のバラエティ豊かで不穏なBGMが、
プレイ中も煽ってくる為、基本的にビクビクと先の展開を心配しながらプレイしてました。

プレイ中の半分ぐらいは不穏で不気味なBGMが流れていると言ってもいいぐらい
聴いてて不安になります。

【キャラクター】
一部のキャラが突出して狂っており
シナリオ展開からも、異常なキャラクター性が浮き彫りになっていく様は薄ら寒くなり
共感しないし親近感も湧かないけど、人間の負の感情表現と葛藤する心理描写は
どのキャラも何だかんだで個性的で人間臭さがあり
よく表現されているな。という印象でした。

全体的に薄いキャラクターがメインのはずが(一部を除いて)
設定と展開のせいで、妙にネタに溢れており
本来であれば、そこまで魅力的ではないはずが、ツッコミ所満載になり
そういう意味でも楽しめたゲームでした。

【シナリオ】
いきなり謎や伏線が散りばめられ、プレイすればドンドン引き込まれていき
「え、なんでなんで!?」「この先どうなるの!?」という先が見たくなる展開は(バッドエンド以外)
とても良く出来ており、途中までは夢中になってプレイしました。

ハッピーエンドかバッドエンドかはさておき、話も何だかんだ辻褄は合っており
まぁ、纏まっています。
個人的にはバッドエンドの方が気合も入っており、しかも意外な伏線っぽい描写が隠されているので
グッドエンド派としては、そこが面倒でした。


【プレイ中の5段階評価】
■■■□□ システム:3
■■□□□ グラフィック:2
■■■■□ サウンド:4
■■■□□ キャラクター:3
■■■■□ シナリオ:4

【クリア後の5段階評価】
■■■□□ システム:3
■■■□□ グラフィック:3
■■■■□ サウンド:4
■■■■■ キャラクター:5
■■■□□ シナリオ:2

総評価C
得点数70点

【プレイ感想】
例えるならエロゲ界の「グランドクロス」(FF5のラスボス技)
プレイしていると「普通の 法則が 乱れる!」
マジで開発者の神経はイカれてる(褒め貶し言葉)

バッドエンドは異常で背徳的・猟奇的なシーンが多く
人の性癖にケチをつけるのは野暮ったいのも承知の上なんですが
これで興奮する人がいると思うと、「oh japan・・・」とドン引きする外人さんの気持ちが良く分かる。
でも異常すぎるからこそ続きが気になるので、どう話を纏めるのか非常に気になるし
話の展開やら、小出しに情報を魅せる演出は、かなり引き込まれます。

ただ、結局分からないところを回収しきれておらず、最後はモヤモヤするけど
人によって違った見解を示しており、クリア後の考察サイトとかを見るのも楽しみな作品です。

【あとがき】
こういうゲームが流行ってると、「あぁ、日本人って疲れてんだな・・・」と思いますねぇ
記録よりも記憶に残る作品なので、エロゲ界の新庄だな!と思ってたんですが
意外なことに、萌えゲーアワード2012でUMD版がPG(*1)賞 金賞を受賞しており(記録に残っちゃったー!)
やっぱり尖った作風と確かな演出力は評価が高かったのかな?
ジャンルはともかく、猟奇作品にBlack Cycあり!とまで言われる
一分野を極めたトップブランドの作品に触れることが出来たのは、良い機会でした。

*1:PGとは
「DVDプレイヤーやDVD再生機能を備えたゲーム機などで動作するコンピュータゲームの総称。」


【オマケページ ーツッコミ所満載のキャラクター紹介ー】
ここから先はキャラ設定や、その後の展開について軽く触れておりますので
本筋には配慮しておりますが、微バレ程度のネタバレを含みます。
閲覧は自己責任でお願いします。









【キャラクター紹介】
仁野 恭司
別に特別な力も持たない普通の高校生のわりに、なんか妙に血の気の多い主人公。
両親の渡米をキッカケに、数年ぶりに生まれ故郷の田舎町に転校してくる。
ヘヴィ・メタルと怪人が大好きで、趣味はギター演奏。
あまり共感できないし、その正体はヨハネ・クラウザーII世ということもない。

一柳 あかね(イメージカラー:赤)
性格は勝気で明るくて世話焼き。
この手のゲームで恋愛感情が芽生える段階として、主人公と思い出を作るという過程がありますが
そこは幼馴染という高待遇を用意され、1回戦を飛び級でクリアしており、
パッケージでもセンターを張る、まさに戦隊物レッドでシード枠のキャラクター
しかし、鬼畜ブランドのBlack Cycが易々と、そんな高待遇を用意するはずがなく
主人公との過去の思い出に既にトラウマが用意されており、グッドエンドでも更なるトラウマが残るという
HARDモードな未来が待っている。
あげくの果てには別キャラのバッドエンドルートでも、まず最初に悲惨な目に遭うという立場なので
VERY HARDハードな未来が待っている、応援したくなるキャラクターです。

双木 葵(イメージカラー:青色)
性格は暗くておとなしいを通り越して、何を考えているのか読み取りづらい。(ブルーだけどクールすぎる!)
レッドの友人枠で転校する前の主人公とも少なからず関わりがあったという設定だけでは
攻略対象の理由として弱すぎる為か、メタル愛好家という無理矢理な共通点を用意され
攻略対象の栄冠を勝ち取ったキャラ。
しかし、鬼畜ブランドのBlack Cycが易々と、攻略対象の栄冠を用意するはずがなく
主人公が転校していた空白の期間に、辛い目にあったけど特に掘り下げられないという謎設定を用意され、
バッドエンドの悲惨さでは群を抜いているけど、あまり応援する気になれないキャラクターです。

深園 希衣佳(イメージカラー:黄)
性格は、ある程度の常識を兼ね揃えている典型的な良い育ちのお嬢様タイプ。
容姿端麗・成績優秀・家がお金持ち・運動もそこそこ(得意種目は鉄棒)
更に主人公が故郷に戻る前の学校で同じクラスだったという、開始からEASYモードなキャラ。
しかし、鬼畜ブランドのBlack Cycが易々と、そんな贅沢なポジションを用意するするはずがなく
他キャラよりもバッドエンドの数が多く、ありとあらゆる処刑が待っており
難易度はDante Must Dieモードを彷彿とさせる数々の鬱展開に、心折れそうになりました。
グッドエンドは祈るような気持ちでプレイしていたので、最も応援したキャラクター。

さいたま 闇子(イメージカラー:黒)
オカルト雑誌のライターで、主人公の親族という設定で保護者。
この作品に登場する数少ない成人キャラで、
親族設定以外の他にも話になりそうな設定を複数用意されているわりには
深く追求せず、あっさり終わってしまう、ある意味一番ミステリアスなキャラ。
個人的に、この人の話がtrueエンドで良いと思う

ユカ(イメージカラー:紫)
主人公のことが大好きな謎の少女。
登場キャラの中でも、一際目が大きく、同じサイズの目が2つ追加されるだけで
顔が全て埋まってしまう、異常な造形のキャラであり
本作の最重要キャラなので、実際にプレイしてお確かめください。

ゴア・スクリーミング・ショウ(本作のヒロインらしい)
誰こいつをヒロインって言った奴は!
誰だよこいつをヒロインって言った奴は出てこいよ!
ぶっ○してやるよ俺が!

~以下略~
明らかに人間を辞めている召喚獣のような存在で
どう見てもヒロインじゃないだろコレ!
外見だけでなく、キャラも強烈なインパクトを残し、
突き抜けて明るいので、猟奇的なシーンや読んでて痛々しいテキストも
コミカルな口調で癒してくれるのは非常に助かります。
必殺技は「出口塞ぎ」(地味だなオイ!)

八瀬 由規
エロゲの主人公をハードボイルドに仕立てました。という外見が特徴。
このゲームの良心といってもいいぐらい頼もしく
スラムダンクの仙道のように、「それでも由規なら、由規なら何とかしてくれる!」と期待してしまうキャラ。
彼の活躍は実際にプレイしてお確かめください。

貞島 富巳哉さん
主人公の同級生で、高身長・御曹司・素行が悪く・田舎育ちという、一歩及ばないところが特徴。
鬼畜ブランドのBlack Cycによって、本作におけるゲス要員に仕立て上げられたことから
スパロボKの主人公ミストさんと同じく「呼び捨てにするほど親しみを感じない」ので、
友人Kとの話題に挙がるときは基本的に「さん」付けで呼ばれており
主人公の邪魔をする為なら、広域に分布するエンカウントモンスターの如く、
手下と男同士で唐突に海に登場することすら厭わない。
作品を盛り上げることに対しては非常に献身的なキャラなので
その様は、揺るぎなき信念のAVG「テイルズ・オブ・サダシマ」なんてFDが出ても良いぐらい頑張っていますが
実際にはゲスい思惑が成就している場面以上に、かわいそうな場面も多く
ドラゴンボール30巻で○○に吸収された○○みたいになったり
○○ストーリーでキレイに終わろうとするなか、そのままキレイに忘れられてたり
憎まれ役なのに、どこか憎めないという微妙なポジションになり、意外と人気があるらしいです。

貞島さん「人はいつ死ぬと思う…?
     心臓を銃で撃ち抜かれた時……違う。
     猛毒のキノコスープを飲んだ時……違う!!!
     …人に忘れられた時さ…!!!」

【まとめ】
作中の雰囲気はスプラッターホラーテイストの割りに、設定と設定に対する展開にツッコミ所が多く
雰囲気を和らげてくれたのも、最後までプレイできた一因です。
作品の面白さが、少しでも伝われば幸いです。
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