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「古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~」レビュー

【第十七作目 古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~】
古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~


【予備知識】
友人K情報:先にプレイして攻略記事を書いて
パッケージ情報:同じ作品とは思えないぐらいキャラ毎の絵柄が違いすぎる

【作品紹介】
発売日:2012/07/27
ブランド:Yatagarasu(八咫鴉)
ジャンル:運命操作ADV
原画:稲垣みいこ・たぢまよしかづ・雪月竹馬
シナリオ:西村悠一・坂元星日(サブ)
音楽:Angel Note
ボーカル:tohko(トーコ)

【ヒゲトニオの所感的な作品解説】
八咫烏と言えば日本神話で足が三本の鳥ですが、サッカー日本代表のマスコットとしても有名ですね。
残念ながら現在は倒産しているようです。

メインライターの「西村悠一」さんは手掛けた作品数こそ少ないものの、概ねシナリオの評価が高く
「八咫鴉」さんの作品でも、特に評価の高いシナリオを手掛けているようです。

サブライターの「坂元星日」さんはKOTY常連ブランドの「softhouse-seal」の参加率が高いだけかと思っていましたが
抜きゲー比率が高いものの、かなり色々な作品にサブで参加されており
順応力の高い超ユーティリティーなシナリオライターのような印象を受けました。

そして音楽は「Angel Note」が担当しており、前回のレビュー作品「中の人などいない!」でも紹介したとおり
エロゲだけでなく、様々な分野で活動されており
wikipediaで専用のページが作られるほどの有名ユニットです。

【ストーリー】
閑静な住宅街の一角に佇む喫茶店 『紅茶館・童話の森』。
絵本や童話、壁掛けオルゴールなどが並ぶアンティークな店内。
紅茶の優しい香りと、俗世離れした女性店主が訪れる客を迎える。
主人公・名波行人は不思議な既視感に誘われるまま、喫茶店でアルバイトを始め―― その日、店に大きな木箱が届く。
木箱に入っていたのは、大量のウサギのぬいぐるみ…… そして、銀色の髪に紅い瞳をした不思議な少女だった。
サキと名乗った少女は行人に伝える。

『“運命の輪” が狂っていること』
『一週間後、行人には “死” が約束されていること』
『行人に近しい人間には “不幸” が訪れること』

サキの言葉通り、行人を中心に次々と不幸が訪れる。
半信半疑ながらも、行人は彼女を信じるようになっていく。
『助かる方法は、狂った “運命の輪” を元に戻すこと』
そんな彼らに残された日は、たった一週間。

「あえて言わせてもらうならば――“悲劇” へようこそ、だ」

【ヒゲトニオの所感的なストーリー解説】
「童話」・「喫茶店」というメルヘンな単語から最後には「死」・「不幸」という全く似合わない単語に続きます。
一週間後の死が約束された運命の狂いを直すために主人公が奔走する・・・
なんかよくある話に聞こえてきますが・・・

ゲーム的に時間が経過しても立ち絵がそのままだったりするよりは、
短い期間だけに話を凝縮してくれた方が見てるほうは良いですね(エンディングは別)


6大要素解説

【システム】
無音のタイトル画面からは「開始」と「環境設定」の二つしか存在せず
テキスト関連・サウンド関連の項目以外は一切排除されており
非常にシンプルでセーブ・ロード等という項目すらありません。

クリア後に一応はオマケも開放されますが、これも非常に簡素です。

しかしながら特筆すべきはプレイ中に選択肢が存在せず、
ストーリー上で入手した、様々なキーワードを駆使して物語を進めていくというシステムで、
チュンソフト作品「街」・「428」や、5pb作品の「シュタインズゲート」に出てきたTIPを
そのまま作品中の選択肢として活用します。

更に各キャラクターに振り分けられる「運命量」が死に直結するという独自システムと
オートセーブで後戻りできない。という鬼畜仕様がミステリー調の雰囲気と合い間って
ストーリー以上にプレイしている最中に、ものすごい緊張感が生まれます。

誰だ、こんなシステムを思いついた奴は!?


【グラフィック】
背景は及第点ですが
キャラクターの立ち絵が、同じ作品とは思えないほどギャップがあり
歯車のヘヤピンやら、胸元にトライフォースやら、髪型がブーメランだとか
それ以外にグラフィックは特筆すべき点がありません。

若干のグロ描写や鮮血描写もありますが、
狙っているのか、そういうシーンはイベントCGもチープなので
グロ描写が苦手なヒゲトニオも全然余裕でプレイできました。

ちなみにSD絵なんて雰囲気ぶち壊しなイベントCGは一切ありませんでした。


【サウンド】
曲数が非常に少ないです。
修正パッチを当てないとサウンドモードが開放されないので、確認していませんが
全部で10曲ないんじゃないでしょうか。

作中のサウンドは基本的にセンチメンタルな曲調が多く、テンションは全く上がりません。
しかしながら昔ながらの本格派AVGっぽい雰囲気となっており、
「EVE burst error」やら「神宮寺三郎」シリーズの如く、雰囲気重視で作品にマッチしています。


【キャラクター】
なんというか総評すると、普通の人が少ないです。
数少ない普通の人も、一部のぶっ飛んだキャラクターの前では霞んでしまい
個性を重視したキャラクターで、全体的に癖が強いです。

しかし、それすらも意味が在ったり無かったり・・・
なんといっても全体的に不憫すぎる。
なんだか好みが合わない嫌なキャラクターでも不憫だと、やり場のない悲しみに囚われます。

個人的にキャラゲーではない・・・と思います。


【シナリオ】
シナリオは全体的にミステリー調で展開されますが、この作品は推理ゲームという印象です。
無数に展開される伏線に対しての考察時間やら、ストーリーを進める為のワード選択で思考時間が非常に長く、
難しいようで考えれば答えに結びつくというストーリー展開は絶妙で、自然と夢中になります。

物語だけでなく、ゲーム的にも次に進むためにはどうすればいいのか。という時間が必要になり
テキスト量以上にプレイ時間は長くなります。

停滞感もありますがその間にプレイヤーは様々な事態を考え、答えを予想することになり
自然と期待に胸が躍りますが、このストーリー展開は予想が追いつきません。
選択肢以外でヒントが少ないので、作業的な時間も多いのですが考察時間に当てましょう

途中に鬱展開が入り気分が悪くなるものの、それすらもエンディングへのスパイスです。
どうか諦めずに最後までプレイしてください。

もうちょい心理描写を細かく書いて欲しかったのですが、
キャラクターに比重を置いておらず、シナリオに比重を置いている感じでした。

このゲームを作った人は良くも悪くも普通じゃないです。


【Hシーン】
ムックを読んでクリエイターの考えを知ってからのレビュー4作目からは全てのHシーンを読んでいましたが
今回はHシーンを飛ばしちゃいました!

全部で10回ありますが、どれも強引な展開ばかりで、
なんでエロゲで発売したんだよおおおおおお!という心の叫びが止まりません。

プレイ中は酸素欠乏症に患ったテム・レイの如く
「ええいHシーンはいい!本編を映せ、本編の戦いぶりを。」みたいな感じでした。

このゲームってオカズ需要あるの!?ってぐらい場違いな印象です。


【テキスト】
テキストの粗も多少は見つかりましたが、丁寧なので概ね良好です。
キャラクターもブレないので安心してプレイできますが、

とにかく伏線やら考えさせられるテキストが多く
特に終盤は理解が追いつきません。

パロディネタも無く、ちょこちょこユーモアのある文章もありますが
全体的に可もなく不可もなく、真面目で硬派なテキストです。


【プレイ中の評価5段階評価】
■■□□□ システム:2
■■□□□ グラフィック:2
■■□□□ サウンド:2
■■□□□ キャラクター:2
■■■□□ シナリオ:3

【クリア後の評価5段階評価】
■■■□□ システム:3
■■□□□ グラフィック:2
■■■□□ サウンド:3
■■■■□ キャラクター:4
■■■■■ シナリオ:5
■■■■■ ゲームシステム:5

総評価A
得点数:90点

【プレイ感想】
今回は特別決裁でA評価です。
このゲームは凄い!
ストーリーの良し悪し、好みに合う合わないは抜きにして
よくもこんなゲームを作ったものです。

このゲームの開発に携わったスタッフは胸を張っていいと思います。
誇りに思っていいと思います。
何作か挑戦して成功した作品もありますが、どれもパワーのある有名メーカーだからこそというのもあり
この作品を発売した勇気は賞賛されて良いと思います。

キャラクター・グラフィック・サウンドは見劣りするものの、シナリオ・システムは超一級品で
名作と呼ばれるかは別として、個人的にはアドベンチャーゲームの歴史に名を刻んで良い作品だと思います。

感情移入できないだとか、難易度が高いだとか、ネガティブな意見もありそうですが
アドベンチャーゲーム好きだけでなく、ゲームが好きな人であれば是非一度は最後までプレイして欲しい作品です。

決して大衆にウケる作品ではないので、
キャラゲーが好きだ!清廉潔白な作品が好きだ!二番煎じだ!とか思う人は全く楽しめない作品です。

【OPムービー】


【あとがき】
いや~素晴らしい作品がプレイできました。
たまに、こういうトンデモ作品が出てくるんですよねぇ
当時はクリアまで至らなかった、セガサターンの「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」が彷彿とされます
個人的には、シナリオ全体で考慮すると「ever17」より面白かったし、
PSの名作「moon」並の衝撃で、電流が走りすぎて感電死するかと思いました。

そう考えると「STEINS;GATE」は非常に大衆にウケる内容だったのだなと感心します。
つうか、さっきから比較対象がヤバすぎますね。

なんとPSVITAに移植されるということで、ルートWを発売した「イエティ」さんは良くわかってらっしゃいます。
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