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「ひめごとユニオン」レビュー

【第二十五作目 ひめごとユニオン】
ひめごとユニオン

【予備知識】
友人K情報:ヒゲさんの新作チェックによる実験台二号です。
パッケージ情報:最近のエロゲパッケージはスリムだけど重厚感があって良いですね。

【作品紹介】
ブランド:SEVEN WONDER
発売日:2013/09/27
ジャンル: 絶対秘密!運命共同体ADV
シナリオ:下原正、椎原旬、丸谷秀人、もみあげルパンR
原画:たけやまさみ、川原誠、いくたたかのん(SD原画)
楽曲製作:高岡和泉、Jed Bedford、Elements Garden(OP曲)  Blueberry&Yogurt(ヨーグルト)(ED曲)
ボーカル:NANA
価格:¥8,800 (税込¥9,504)

【ヒゲトニオの所感的な作品解説】
「SEVEN WONDER」というブランドについて調べたところ、元々は「PULLTOP」創立当初からいたメンバーが
独立したブランドで、(上記の下線部を参照)デビュー作の「太陽のプロミア」は上々の高評価を得ており
最新作は、当ブログの2013/9新作チェックの際に作品HPで公開されていたサウンドが素晴らしかった作品。

実績あるシナリオ陣、初見の印象が良いグラフィック陣、既に素晴らしいサウンド陣と
完成度の高い制作スタッフの構成に、期待が高まります。


【ストーリー】
時は現代。 舞台は日本。
主人公の星守才蔵は、学生の身でありながら忍者 (見習い) であるという秘密を抱えていた。
秘密が秘密を呼び寄せるのか、その夏、才蔵は誰にも言えない秘密を持つ4人の少女と運命の出会いを果たす。

1人目は金髪の転校生、ヒメリア=ラ=トゥリオン=ヒメリエール
彼女は本物のお姫様だった。

2人目はモデルのような美貌の先輩、桐島夕輝 (きりしま ゆうき)
彼女は正体を隠して戦う、正義のヒロインだった。

3人目は美青年剣士、九帖聖 (くじょう ひじり)
彼女は美青年剣士ではなく、男装の美少女剣士だった。

4人目は小柄な後輩、三芳野小春 (みよしの こはる)
彼女はある条件が揃うと、怪力を発揮してしまう少女だった。

お互いの秘密を共有した5人は、ヒメリアが復活させた 郷土史研究会 に集い、
それぞれの秘密を共有する者の集まり、その名も “ないしょ同盟” を結成する。

季節は夏。 秘密を抱える5人に訪れるのは、“ないしょ” とは程遠い賑やかな日々。
青い空の下、走り回って、大騒ぎして、怒って、笑う。 それはどこにでもあるようで、そこにしかない夏のお話。

【ヒゲトニオの所感的なストーリー解説】
なんというかストーリー紹介から"内緒"にする気が一切感じられない内容で
主人公とヒロイン達が、それぞれの秘密を共有する「ドタバタ学園ラブコメ作品」という感じに見えますが
なんといってもヒロインのポーズ・マフラーがお揃いで連帯感があり、
OPムービーでネタバレが激しい気もしますが、どのように魅せてくれるのか期待しましょう。


7大要素解説


【システム】C
環境設定はシンプルで分かりやすく、オプション画面からショートカットキーも確認できる良心設計で
なんといってもSPACEキーで文字送りできるのが便利です。
世界基準で右側にENTERキーが集約されているようですが、個人的には左側とか真ん中にもENTERキーが欲しいです。

ゲーム開始時点からギャラリーモードが開放されており、なんと最初からBGM鑑賞が利用できます。
さすがにCG鑑賞やらシーン鑑賞はクリアしないと鑑賞できませんが、サウンドに対する自信の表れでしょうか。

残念だったのは、大好きなOPムービーと各ヒロインの素敵なセンスのEDが見返せない点です。
また、BGM鑑賞を聴いてみると、一曲ずつズレているような・・・(公式で修正パッチが配布されています)


【グラフィック】B
イベントCGは68枚と少なめで、SD絵が25枚と多めの配分ですが

キャラクターの立ち絵は塗りが濃く、それでいてキツくない素晴らしいグラフィックで、
個人的には一般コンシューマーでも通用するレベルと感じましたが
量より質の映像美でした。

Hシーンを除くと、シナリオで使われる各ヒロインのイベントCGが非常に少ないのですが
どれも非常に気合が入っており、キャラ絵についてのレベルは業界の中でも高いと思われます。

キャラクターグラフィックだけならAランクですが
イベントCGの枚数が少ないので総合的にBランクに落ち着きました。

個人的に環境設定やタイトル画面なども、最新のゲームだと感じるデザインでした。


【サウンド】A
この作品で一番の魅力はサウンドです。
そう言い切れるほどに素晴らしい!これだけでもプレイして良かったと思えます。

まずOPから全開にマーヴェラス!
夏を感じさせるイントロから爽やかな「NANA」ボーカルが始まり、コミカルな音源を使いつつも
透明感と疾走感のある「藤田淳平」氏のサウンドで非常に盛り上がります。
特に二番のサビの歌詞が良く、
聞き飽きたシンプルなフレーズを、歌詞に昇華する「RUCCA(溝口貴紀)」の手腕は見事です。
OPキャストのコンビネーションが素晴らしい。

『ピックアップBGM』
「夏に弾む彼女たち」:パワプロクンポケットで物語が動き始めた時。
「カーテンを開けて」:据え置きパワプロのオフシーズン中。
「学び舎は楽し」:聴き慣れないヴァイオリンなのに親近感の湧く、不思議な楽曲。
「ハプニングは突然に」:ジョッキー系の競馬ゲーム。
「折れぬ意思と切れぬ絆と」:ZUN系サウンド。
「ただ一人、君のために」:作品HPにも公開されていない"必殺の一曲"
「だから、僕たちは星を見上げる」:全盛期の浜崎あゆみ。

「高岡和泉」氏と「Jed Bedford」という謎のタッグですが
ヴァイオリンの魔術師によるサウンドがヤバすぎる!

これは是非商品化してほしいです、初回特典にするなんて勿体なさすぎる!


【キャラクター】B
この作品はキャラ萌えゲーに分類されると思われますが、イチャラブゲーかと問われると、そんな印象もないです。
ヒロインの出番が多く活き活きしており、サブキャラクターも出番は"それなりに"多いです。
一人を除いて嫌いなキャラクターもおらず、どのキャラクターも好印象なのは世界観とシナリオのおかげでしょうか。

特筆すべきは、キャラクター同士の会話がテンポ△、コンビネーション◎
みんな仲が良いです。

個人的にメインヒロインの声が良い!
エロゲ声優は未だ詳しくありませんが、「如月るり」さんがハマり役で非常に良く、
この人もっと他の作品で活躍しても良いような?


【シナリオ】C
キャラ萌えゲーのシナリオに過度な期待を寄せてはいけません。
選択肢は一回のみで個別ルートに分岐する潔さは嫌いではないのですが

①キャラゲーでは王道っぽいシナリオ
②悪くはないけど、もう少し節度ある展開にしてほしいシナリオ。
③一番人気のありそうな相棒のシナリオ。
ALcotの悪ノリが延々と続くシナリオ

特に④が酷い。これが酷い。マジで酷い。
よくこれでOK出たな!?ディレクターかシナリオ統括は何やってんだ!?
明らかに会話が噛み合っていないNGシーンもあり、このシナリオだけ苦行でした。

一応は全て感動的に終わっているのですが、ラストの文章がアッサリすぎて、
非常に淡白なのも気になります。
もうちょっと盛り上がて欲しかった・・・

【Hシーン】B
全13回で各ヒロイン3~4回と平均的な数です。
グラフィックは十二分のレベルなので、当然Hシーンも気合が入っていますが
特に肋骨やら腹筋の辺りに"こだわり"を感じるイベントCGでした。

ただ、HシーンのBGMが"新郎新婦の入場シーン"みたいなイメージの曲だったり
"だだ漏れ条谷"とか"会館"とかテキストで笑わせにきたり、一部ヒロインの輪郭がホームベースになったりと卑怯です。

後は、破瓜の描写はあるけど絵が追いついてないのが珍しいです。
こんなの初めてですが、何か意図があるのでしょうか。


【テキスト】C
読んでいて元気の出るテキストは、読み手の気分も明るくなれます。

キャラクター同士の連帯感が上手く表現できており、キャラクター同士の会話は良い感じで
BGM演出で笑わせにきたり、テキストだけでなくキャラクターの動きでオチを用意したり、メタ発言の術があったり
仮面ライダーネタとかニンジャヘッズ歓喜のネタとか、内容は悪くないのですが・・・

気になったテキストは31箇所と、これまでの作品でもダントツのトップです。
誤字、脱字、ボイス違いなど、ありとあらゆるミスが配置されており、勢い余り過ぎです。

個人的に好きではない個別ルートもありましたが、
ギリシャ人ネタは二回目と、まさかの三回目でヒゲトニオは耐えられませんでした。


【プレイ中の5段階評価】
■■■■□ システム:4
■■■■■ グラフィック:5
■■■■□ サウンド:4
■■■■□ キャラクター:4
■■■□□ シナリオ:3

【クリア後の5段階評価】
■■■□□ システム:3
■■■■□ グラフィック:4
■■■■■ サウンド:5
■■■■□ キャラクター:4
■■■□□ シナリオ:3


総評価C
得点数:70点


【プレイ感想】
内容的にはキャラゲーとして申し分ないのですが、良作には一歩届きません
というのもグラフィック・サウンドは素晴らしいのですが、シナリオがイマイチすぎです。

テキストの粗やらシステムのバグは、作り込みが甘いの一言に尽きます。
ファンディスクも各ヒロイン毎に発売される予定なので、それなりに売れているようですが・・・

キャラゲーとしては良く出来ていると思うので、割り切ってプレイするなら問題ありませんが
個別ルートも共通ルートの延長のような展開なので、あまりイチャラブもしておらず
どうせならイチャラブ要素も・・・とか、シナリオも・・・という欲張りなプレイヤーからの評価は高くなさそう。

でもサウンドは本当に素晴らしいです。
個人的にスマッシュヒットな作品でした。(サウンドは)


【OPムービー】



【あとがき】
微妙な作品のレビューが続いていますが、どれも光るものがあり惜しい気分もあります。
しかし、次とその次は名作が控えているので、大絶賛すること受け合い!
さてさて、どうなるのでしょうか・・・最高得点は出るのか!?
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